【動画】免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)の診断におけるポイント解説(膠原病専門医向け) - すべて | 臨床検査薬(体外診断用医薬品・研究用試薬)の株式会社コスミック コーポレーション
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神経疾患免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)
【動画】免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)の診断におけるポイント解説(膠原病専門医向け)
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- 免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)
ご出演:鈴木重明先生 (慶應義塾大学 医学部神経内科 准教授 )
再生時間:約6分
※下記項目に当てはまる先生は是非ご視聴をご検討ください
■筋炎診断のピットフォールを確認したい
■抗体検査導入のための指標を確認したい
■筋炎を疑う症例に触れることがある
再生時間:約6分
※下記項目に当てはまる先生は是非ご視聴をご検討ください
■筋炎診断のピットフォールを確認したい
■抗体検査導入のための指標を確認したい
■筋炎を疑う症例に触れることがある
免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)の診断におけるポイント解説
概要紹介
0:15-【筋炎におけるIMNMの位置づけ】
免疫学的機序により筋線維が障害される疾患である筋炎は、神経内科、膠原病リウマチ科など複数に診療科に関わる。なかでもIMNMは筋病理に基づく診断である。
1:24【診断方法による分類の違い】
-臨床所見と筋病理所見では、同症例でも異なる定義で分類され、多発筋炎の多くが実はIMNMである。
2:30【3側面から判断する】
IMNMの所見を呈する疾患は、筋ジストロフィーなど多岐にわたり筋病理だけでは鑑別が困難である。その為、臨床像、筋病理、自己抗体の3つの立場から考えることが重要である。
3:33【自己抗体】
抗SRP抗体は、重症、再燃、ステロイド抵抗性の筋炎に多いとされる代表的IMNM自己抗体。抗HMGCR抗体は、スタチンによる無症状性CK血症では見られず、筋力低下を伴うIMNMのときだけに検出されると言われる自己抗体。(※両抗体が陽性となることは稀である)
5:30【鈴木重明先生からコメント】
筋ジストロフィー疑いや筋症状(筋力低下)を呈するCK(クレアチニンキナーゼ)>1000IU/Lの場合にはIMNMを注意する
0:15-【筋炎におけるIMNMの位置づけ】
免疫学的機序により筋線維が障害される疾患である筋炎は、神経内科、膠原病リウマチ科など複数に診療科に関わる。なかでもIMNMは筋病理に基づく診断である。
1:24【診断方法による分類の違い】
-臨床所見と筋病理所見では、同症例でも異なる定義で分類され、多発筋炎の多くが実はIMNMである。
2:30【3側面から判断する】
IMNMの所見を呈する疾患は、筋ジストロフィーなど多岐にわたり筋病理だけでは鑑別が困難である。その為、臨床像、筋病理、自己抗体の3つの立場から考えることが重要である。
3:33【自己抗体】
抗SRP抗体は、重症、再燃、ステロイド抵抗性の筋炎に多いとされる代表的IMNM自己抗体。抗HMGCR抗体は、スタチンによる無症状性CK血症では見られず、筋力低下を伴うIMNMのときだけに検出されると言われる自己抗体。(※両抗体が陽性となることは稀である)
5:30【鈴木重明先生からコメント】
筋ジストロフィー疑いや筋症状(筋力低下)を呈するCK(クレアチニンキナーゼ)>1000IU/Lの場合にはIMNMを注意する
抗SRP抗体の受託測定申し込みについて
ELISA法による自己抗体の測定を行っております(本検査は研究用試薬を用いた測定検査の為、検査結果を診断に使用することはできません)。
従来、壊死性ミオパチー関連自己抗体の測定は主に免疫沈降法で行われてきましたが、慶應義塾大学と弊社にてELISA法を開発し、抗体価の測定及び、迅速な検査結果の報告が可能となりました。
従来、壊死性ミオパチー関連自己抗体の測定は主に免疫沈降法で行われてきましたが、慶應義塾大学と弊社にてELISA法を開発し、抗体価の測定及び、迅速な検査結果の報告が可能となりました。
受託測定の詳細はこちらをクリックください(別ウィンドウが開きます)
関連文献
Medical Science Digest Vol42(8),2016 37(387)-40(390) 池本圭輔 他 「壊死性ミオパチー関連自己抗体の測定系開発」
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